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　旧松栄図書館の建設にご尽力いただいた、松浦太一さんの子である松浦信男さんご家族が松栄図書室を訪問されました。松浦さんご家族には、松栄図書室の見学を通して、祖父・父の教育に対する温かい思いを理解していただきました。

　松浦信男さんからは、今年度、企業版ふるさと納税として多大なご寄付をいただき、本日、今治市教育委員会副教育長様より感謝状が贈呈されました。誠にありがとうございました。

＜松栄図書室の歴史＞

　神戸在住であった松浦栄さんは、母校の子どもたちが立派な人になることを願って、図書館をつくる計画を立てていました。しかし、建設前に亡くなられたため、昭和34年、栄さんのお志を受け継いだ松浦太一さん（栄さんの子）のご寄付によって、近代的な図書館が建てられました。

　学校では、『松栄図書館』と名付け大切に利用していましたが、昭和58年に校舎建替えの際、解体されました。その後、校舎２階に『松栄図書室』として、新たな一歩を踏み出すことになりました。

　松栄図書室は、松浦太一さん・信男さん（栄さんの孫）の支援を受け、知的探求の場として、現在も児童に愛され続けています。